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忘れっぽいんでメモっとく

シンガポール国立博物館&シンガポール・アート・ミュージアムに行ってきた(1)

旧正月の1/31と2/1は色んな博物館・美術館が無料になるとのことなので国立博物館とアート・ミュージアムに行ってきた。

  • 国立博物館の常設展は以下で構成されている
    • ヒストリーギャラリー
    • 博物画ギャラリー
    • ライフスタイルギャラリー(写真、フード、ファッション、映画)
  • ヒストリーギャラリーの音声ガイドは日本語もあり、膨大。全部聞いてると丸1日かかりそう。(電池がなくなりそうだったので全部は聞けなかった)


写真のライフスタイルギャラリーではシンガポールの家族の変化を写真を通して展示している。写真の裏には各写真のエピソードが映像で見ることができる。

Photography -Framing the Family

最初のシンガポール司令ウィリアム・ファーカーがマラッカ駐在時に描かせた博物画のコレクション。ロンドンで開かれたサザビーズのオークションでGoh Seng Choo氏が落札してシンガポール国立博物館に寄贈したらしい。ヒストリーギャラリーにも一部が展示されている。

The Goh Seng Choo Gallery

食のリビングギャラリーではマレー系やインド、中華など多様なシンガポールの屋台の食べ物文化を展示している。

Food - Eating on the Street

映画のリビングギャラリーでは1950~70年代の映画のポスターの展示や京劇の衣装が展示されている。座頭市のポスターも何枚か展示されてた。

Film & Wayang - Scripting a New Life

ファッションのリビングギャラリーでは1950~70年代に女性の役割がどのように変化したか衣装を通して展示している。

Fashion - Shopping for Identity

ヒストリーギャラリーではコンパニオンと呼ばれる音声ガイドで14世紀から現代までのシンガポールの歴史を物語風に伝えてくれる。イベントパス(歴史上重大なイベント)とパーソナルパス(路上のある男からの視点)に分かれる分岐が何回かあり、同時に2つを見る(聴く)のは1日では無理だと思う。。。戦争についても"日本に占領されていた3年間は暗黒の時代でした。"と淡々と解説されるがシンガポールを陥落させた山下奉文大将を第三者が解説したり中立的な視点で語られている(気がする)。印象的だったのは"からゆきさん"と呼ばれる日本人娼婦のエピソード。1920年の廃娼令までは2シンガポールを始めアジア各国に日本人娼婦がいたとか。展示されてた手紙は偽物だろうけど。。。 "からゆきさん"は写真のライフスタイルギャラリーにも写真が展示されている。

からゆきさん

特別展では「A Changed World」と題されたシンガポール現代アート展と「Singapore Biennale 2013」が開催されてた。

A Changed World

オーストラリア在住の日本人アーティストの作品も展示されてた。
ken + julia yonetani

Crystal Palace



シンガポール国立博物館、正直なめてた。2時間くらいで見れると思ってたけどイベントパスとパーソナルパスそれぞれ音声ガイド聞いて全ての展示の解説見てると1日でも足りない気がする。機会があればリベンジしよう。